京都 祇園 旅館祇をん 新門荘

今年のビアガーデン

今日は一日、土曜日から始まるビアガーデンの準備をしていました。

3時間ほど顔合わせも兼ねて、アルバイト4名に集まってもらい
仕事の説明や館内の案内を済ませ、若干洗い物や拭き掃除をしてもらった後は
マイペースにちょこちょこと一人で準備をしていました。

気付くと19時を回っていました。


舞妓さんが踊るスペースである
舞台の高さを出す工事をしてもらっていました。

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↓ 完成

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舞台の位置は、昨年に南側へ大移動しました。
それまでの9年間は東側にありました。全体のレイアウトがすっきりしました。

ところが、満席になると後方のお客様から「舞妓の踊りが見えにくい」というご意見があり、今年は地面から舞台の高さを倍にあげて、
より踊りが見えやすいようにすることにしました。




もう一点、お客様の心の声?を反映したことがあります。

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↑ オリジナルの団扇を作りました。
そして、この団扇はご来店の皆様全員にプレゼントします。



4階建ての建物の上の、中途半端な高さの屋上は非常に風通しも悪く、
うだるような暑さです。日が落ちる19時過ぎまで、いえ周囲が暗くなっても
この屋上の夏の暑さは異常です。

数年前から、700円の京うちわの販売を始めましたが
売れ行きもよろしからず… 
サンプルの団扇を勝手に取って扇ぐお客様もいらっしゃいました。(TT)

そこで、今年からは少しでも暑さを和らいでビールを飲んで頂こうと思い
団扇の作成に取り組みました。
(これをもって帰ってもらうと、ビアガーデンの宣伝にもなります… フフフ)


毎年、「来年こそは準備に手を取られないようにしよう!」と思い続け
ようやく今年はこれまでの年と比べ物にならないほど、
精神的に楽になりました。

さぁさぁ、明後日の土曜から始まります。

皆様のご予約をお待ち申し上げております。
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一日9人

水曜日は一日、店に居ました。
ちょっぴりハードでした。

11:00から30分間、関西電力さんと某業者の方がお見えになって
消費電力の削減について提案を聞かせてもらいました。

11:30〜は15分単位で4名、ビアガーデンのアルバイト面接。


昼間40分ほど時間が空いたので、弁当を食べ、
13:30〜90分間はフロント会議。

30分の時間があったので、花屋に走りに行き花を生けて、
再び3名のアルバイト面接。

終わった頃に修学旅行の皆様がご入館され、
その間は事務所内でコールバックや会議の整理。

生徒様が夕食をとられている間、ロビーは誰も居ないので、
その間に2名とアルバイト面接。


この三日間で、実に15名程の面接をすることになりました。

お断りした電話もありましたので、それらも含めると
わずか50数日しかないビアガーデンですが、かなりの人数の応募を頂きました。

ここ数年はビアのアルバイトスタッフに恵まれているので、
今年はどういうメンバーになるか楽しみであります。



ある会社の社長が「会社を経営する上での楽しみは人材育成だ」と
言い切っておられた方がいました。

ちょうど先日も某料理屋の大将が、同じ事を言われてました。

まだまだ未熟な私が、立派な社長や大将のように有言実行で
確固たる「人を育てる」までの教育には及びませんが、
自分より年下や経験の浅い人へ、決して恩着せがましくなく
自分の知っていることを教えこんだり、注意をし、改善させることで、
はじめは戸惑いながら右往左往の行為が、
やがては自分達で考えて別の行動を生み出すまでの過程を見ることは、
非常に興味深く感じます。



今年のビアガーデンのスタッフは選考の末、21〜23歳の4名で決まりました。
わずか4名です。誰一人、途中で辞めてもらっては困ります。


若い頃の経験は、長い人生の何がしの役に立つと言いますから、
わずか50数日間、シフト制で勤務してもらいますから
実際は40日程度の勤務日数しかありませんが、辛い事をも耐え忍び、
流れ作業のサービス業から一歩進んだ‘考えながら’仕事するということを
身につけて、精一杯勤めてほしいと思っています。
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平成21年度ビアガーデン

今年も新門荘の屋上にてビアガーデンが始まります!

白塗りのお化粧をきちんとした本物の舞妓さんが来て、
京舞まで披露するのは、京都ではこの新門荘のビアガーデンだけです!


着々と?準備を進めていますが、まずはチラシが出来上がりました。

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ここ5年ほどはメニューやチラシなどは全て妹に依頼しています。
自分の仕事も忙しいのに、合間をぬって作成してくれました。
携帯写真なので、見づらいですがよい出来だと思います。

妹は新門荘に戻ってきたら印刷部長にしてやろうと思います
                (…そんな職種はないですが)

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昨年は10周年ということもあり、
料理を一新しお客様の反応をこわごわ拝見していました。

しかし、リピーターのお客様からは概ね好評を頂いていたので、
今年も同じ路線で企画を進めることにしました。


さて、ビアガーデンの概要を次の通りお知らせします。

■ 期間: 平成21年7月4日(土)〜8月31日(月)

■ 時間: 18:00〜21:00 (ラストオーダー 20:30)

■ 休み: 毎週日曜日

■ 料理: ★2,625円又は3,675円のいずれかのコースをご選択頂きます。
       今年は昨年同様「盛り込み」に加え、
       コース応じた鉄板焼メニューからご選択頂けます。

      ★単品も420円〜 
       出来立てのアツアツを召し上がっていただける鉄板焼も
       準備しております。

■ 飲物: ビール(小)420円 (中ジョッキ)530円
 
      飲み放題 4名以上1,575円(60分間)/2,300円(90分間)

■ 座席: 15テーブル 60席 

■ 雨天: 可動式の屋根があるので、突然の雨天でもご安心を。

■ 舞妓: ★連日18:00〜20:00まで各テーブルをまわりますので
       一緒に写真を撮ったり、ご歓談ください。
      ★京舞は20時から10分間ご披露します。
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エネ蔵

6月10日より三日間、インテックス大阪で「エネ蔵」という
関西電力によるイベントがありました。

昨日、同業者4人で行ってきました。

朝9:30に貸切バス3台で京都駅付近より出発します。
松下幸之助記念館に行き、「木曽路」で昼食が準備されており
腹ごしらえが出来たところで、目玉の「エネ蔵」見学です。

……のはずでした。


私は急遽、午前中にしなければならない事が出来たので
京都駅で高くて不味い冷凍丸出しピラフを流し込んで、
新幹線で新大阪へ向かい、14時に皆と合流しました。

(余談ですが、京都⇔大阪間は私鉄だと45分かかりますが、
新幹線だと14分で済みます。時間短縮にはもってこいです。
料金は3倍強となりますが)


さて、「エネ蔵」ってなんぞや!?
「エネルギーの蔵」という意味があるそうで、
エコ活動や公共料金削減に一役買うべく、各企業が開発した商品の展示会です。

この「エネ蔵」を知った経緯はこうです。



5月の半ば、私は自分に目標を課しました。

…今年もあと半年か〜。残り半年で何に取り組もうかな・・・
徹底して新門荘の電気・ガス・水道料金を見直して、劇的削減をしてやろう!
(↑普通はこういう目標は年度始めにすべきことです(TT))

そこで、まず電気代から手をつけようと関西電力に電話をして
「電気代やすせんかい!」と言いました。
ではなく、「安くなるような提案をしてほしい」と依頼しました。

‘不要な電気は消す'という分かりきったこと以外に
あれやこれやと、現状より少しでも安くなるような提案を頂きました。
(詳細は後日ブログにて)

その時に、「今度毎年開催されている‘エネ蔵’に来られませんか?」と
お誘いを受けたので、早速同業者を誘って参加することになったのです。

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エネルギー使用効率の高い空調機器がラインナップされているゾーンや
高火力で経済的な厨房機器が揃っているゾーンなど、なかなか興味深いことが多く、今後の参考になりました。

しかし、初期投資はいずれも必要でそのイニシャルコストが
何年でペイできて、何年後から現状コストよりも安くなるのか・・・など
慎重に検討していく必要があります。
なんでもかんでも「コスト減になるなら購入しよか!」ではいかないのが
もどかしいところです。

私が一番魅力を感じているのは、
電気使用量をパソコンで管理できるシステムです。
分電盤に小さな機械を設置して、フロア毎やジャンル毎に
グラフ上で出てきます。

これを見れば、たとえばお客様がいないのに、
なんでこの階でこんなに電気が使われているんだ!と
従業員をなじる事ができます。性格の悪い私にはピッタリです。ふふふ・・・

しかし、昨日は疲れました。
帰りのバスの中はかなり朦朧としていました。
直帰しようと思っていたのですが、今日中に仕上げなければならにことを
思い出したので、内心ウンザリしていた事もあると思います。




↓ダイキンさんのコーナーで、機器説明を聞いたらメタルぴちょん君の
ストラップをもらいました(^^)v

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現代の名工

新門荘では、調理場の‘長’である料理長の他に、
「料理顧問」という役職が存在します。

ちょうど1年半前に調理場の職人を一新した時に
それを設けることにしました。


「料理顧問」は新門荘の現料理長の‘おやっさん’にあたる人で
師匠として、料理について様々な指導を受けてきたようです。

こういう職人さんの世界は、きちんとした縦社会で
親方(先輩)の言うことは絶対です。

(ちなみに芸舞妓が活躍する花街も完全な縦社会です)


さて、料理顧問の小谷氏は現職は滋賀県のホテルの料理長を務めていますので、
毎日新門荘に顔を出すわけにはいきませんが、
私にとってはなにか困ったことがあれば気軽に尋ねることの出来る存在です。

これは非常に有難いことです。

また、口先だけでなく経営者の立場になって、
お客様にいかにして喜んでいただけるかを常に考えて実践している人で、
その弟子にあたる人間に、新門荘の調理場を任せられるということは
私や宿にとっても有難いことでもあります。


宿の最大の楽しみは料理であると考えているがゆえに
そこに対するご意見には非常に神経質になります。
調理場は表に出てきませんから、聞き役の私はどんな些細なことでも
報告をして改善していかなければいきません。

つまるところ、コミュニケーションを図る事は非常に大切な要素で、
部署を問わず物が言いやすい環境かどうかも、
お客様の声をきちんと反映できているかということにも繋がるはずです。

そういう意味では、調理師にも人間性が求められるところです。
少し前の調理師会といえば、周りの意見を聞かないような気難しい人間が
多かったと聞きますから、ある程度のケジメを保ちながら
コミュニケーションが取れること、また取れている新門荘の現状は
私として安心できるところでもあります。





さて、話が少々脱線してしまいましたが、
京都府では、職業技能の向上と技能尊重気運の高揚を図り、
技能者の励みになることを目的として、
京都府優秀技能者表彰制度が実施されています。(京都府HPより)

この制度は、伝統産業を除く、
府内の各産業分野で最高の技能を発揮して、
産業発展のために貢献されている方を京都府知事が表彰するもので、
昭和61年度から実施されているようです。

「京都府の現代の名工」の称号が授与されます。


その、平成20年度の「現代の名工」に新門荘の料理顧問が受賞しました。

↓受賞パーティがあり、招待を受けたので弊館の社長と私が赴きました。

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日ごろの研鑽努力があるがゆえの受賞ですから
名誉あることだと思います。また、新門荘もその受賞者が
料理顧問をしてくれているということもあり、
大変喜ばしく嬉しく思いました。

パーティーの最後の挨拶で、弊館の料理長がマイクを握り、本人が言いましたが、
料理顧問の技術力は勿論のこと人柄や仕事に対する思いなど
ひとつの目標に励んで欲しいと思います。

また一人でも多くのお客様が、新門荘の料理に対してご満足頂けるように
今後も私はお客様の意見を伝え、
調理場は改善策を見出して精進していく所存であります。
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弾丸東京へ

パッとしない天気が続いていた京都も本日日曜日は清清しく晴れています。


さて、私は木曜日は13時40分まで店にいて、
15時台の新幹線で東京へ向かいました。

先月末にも行った秋葉原のヤマギワという店にもう一度行き、
40分ほどウロウロして、六本木のアジトというインテリアショップに出向き、
気付くと20時を少しまわっていました。

ん〜21時16分の最終新幹線で京都に帰れないこともないが・・・

悩んだ末、東京で泊まることにしました。

銀座で寿司を食べ、その後、オカマしかいない某クラブへ行きました。




私は(かろうじて)女ですが、ホステスさんのいる店に行くことは好きだし、
某芸妓さんがやっているバーで飲むことも好きですが、
オカマバーやパブなんかはもっと好きです。

ちょいちょい行くので、好みまで出てしまうようになりました。
例えば、学生バイトがいるような祇園のクラブは嫌いだけど、
本気で頑張っている割合の多い北新地のクラブは好きです。

・・・というのも、こういうところでは意外にも勉強になることが多々あります。


向こうは、客が男性でも女性でも関係なく、
お客様である以上はめいいっぱい楽しませるのが仕事です。

私も女性だからと足蹴に扱われるどころか、
むしろママクラスがべったりと横について、私と話をしてくれるので
彼女達からはサービス業の極意みたいなものや仕事に対するプライドを
会話の端々から得ることができます。


銀座のオカマクラブに行ったときも、ママとずっと話をしていました。
正確には話を聞いていました。

わずか4歳違いだけど、今やこのママを知らない人はいないのでは?というほど
のママであり、経営者です。後日、浜○○ゆみや○○涼子など芸能人も普通にフラッと入店しに来るとか聞き、妙に納得しました。

「実るほど頭を下げる稲穂かな」とはよく言ったもので、
名の知れた芸妓さんやママクラスに皆共通しているなぁと感じるところは
華があるけれど、その所作や言動は控えめで、
客人に対しては嫌味のない自然なお上手をして、
それでいて聞き上手でもあります。



しかし、ここのクラブは面白かった〜!

どう見ても女性にしか見えないオカマ
どう見てもオッサンにしか見えないオカマ
どう見ても男性にしか(むしろ男前)見えないオカマ
ボーイなのに欧米人でしかもオカマ・・・

一口にオカマといっても十人十色だな。

気付けば3時を回っていて慌てました。
明日は15時には社会保険労務士さんと会う約束をしています。
14時過ぎには店に戻って書類の整理をしておかないとといけないので、
午前中の新幹線には乗り込まないと!


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↑さて、翌々日、出社すると机の上に小さな小包が。

そうです。一昨日行ったオカマクラブからお礼状とお品物が届いていました。
ん〜・・・ さすが早い!

帰ってからも人を驚かせて喜ばせるのは、クラブの常識ですが
同じサービス業の旅館にも取り入れられることです。

たとえ葉書一枚でも、お客様がいらっしゃる時に交わした会話を織り交ぜて
心のこもった字で書くことは、お客様に近づくサービスの一つだと思います。

新門荘の今後の取り組むべき課題でもあります。
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玄関のアジサイ

今年も玄関にあるアジサイが花をつけ始めました!

新門荘は街中に位置し、建物も鉄筋です。
庭がありません。

「花見小路通り」に面した玄関には猫の額ほどの広さの
植え込みスペースがあります。

もっと小奇麗にしたいという願望はあるのですが
いつか外装を整えるときまで、大掛かりなことはしないほうがいいなーと
今は我慢しています。

2年前に植え込みの入れ替えを簡単にしてもらいましたが、
その時に庭師さんには「アジサイ」を!とリクエストしました。

去年の今頃も2回目の花を綺麗につけているのを見て和んだ記憶があります。

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↑ アジサイもいろんな種類がありますが、こちらは‘ガク’アジサイです。
 周囲だけ花が咲くタイプですね。


↓ 濃いピンクのアジサイは花屋さんで購入しました。

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梅雨のシーズンもアジサイが目に入ると、心が晴れやかになります。
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言わせてよ!

この新型インフルエンザの過剰反応の影響で、
当館の修学旅行は17校が日程変更やキャンセルとなり
6月末までで、24日間の休館をすることになりました。


今しか出来ないことをやれる時期だ!と気持ちを切り替えて5日目。

今日はここ事務所に誰もいません。今は私一人です。
出勤しているフロントも黙々と館内の清掃をしています。

電話も午前中の数件だけで、鳴り止みました。
土曜日なのにこんなにも静かなのは妙な雰囲気です。



慌しい月曜日からようやく一週間が経ちました。
この一週間はほんとにドタバタでした。

テレビや新聞を見るとなんだか終息傾向にあるような報道ですが、
とんでもない! 二次・三次被害は大いに残っています。

まず、学校の振り替えによる旅行業者とのやり取りです。

いくら日程変更といっても、受け入れるこちらサイドも限界があります。
秋以降は1年以上前からすでにご予約をいただいている
一般のお客様や学校があります。

○日・○日…と空室日を案内しますが、
それが学校のリクエストとかみ合いません。

昨日もそういうやり取りをしていると某旅行業者が
「受験や行事があるから10月までに振り替えしたいんですよ!
そちらに空室日がないのにキャンセル料を払わないといけないんですか?」
と馬鹿な質問を平然としてくるので、
「今年度の3月末まで満室と申しているわけではありません。
あくまで学校のリクエスト日と合致しないだけですから、
約款通りのキャンセル料はいただきます」と答えました。


そもそもメディアも伝えているから、問題ないでしょうが
この一連の京都観光への打撃は風評被害だと認識しています。


もちろん天災に伴う場合キャンセル料は除外です。
宿泊施設もそいう事態に備えて毎月高い保険料を支払っているのです。

ところが今回は、保険機関も
「風評被害ですから支払いはできません」と返答があるくらいです。

政府もようやく「季節型インフルエンザ」の対応と同じようにする旨の指針を出しましたが遅すぎます。商売をしているところはなにも都内の大企業だけで成り立っているわけではありません。地方の零中小企業もあっての日本経済です。

先日のブログにも書きましたが、
この小さな旅館一つでもあらゆるところに影響を与えています。

アルバイトの人員削減、業務委託先の発注停止、食材仕入れの発注停止・・・
みな生活があるわけで、仕事が無いから収入が減っていきます。
すると購買力も低下していくのです。
その繋がりの数、何十人ではすまないでしょう。

「風が吹けば桶屋が儲かる」のまさしく正反対の現象です。

それなのに昨日の新聞には「日本経済は悪化のピークを過ぎた」と
発表なされたようで、これからもっとワルなんのにこんなにも
国民と温度差があることに気付かない国はほんまアホやぁとつくづく思いました。

修学旅行の売上はだいたい1〜2ヵ月後に振り込まれます。
となると、5・6月の売上は実際7・8月頃に入金され、
我々はそのお金で夏を越します。

そのお金を充てにして手形を切っている業者もあるでしょうから、
今後は資金ショートする施設も出てくるはずです。

これがメディアで報じられない実態です。


そこで、国が資金調達できるように金融支援窓口を設けましたが、
利息もつくし、審査もある。

緊急事態といえども、国の対応は遅い上に実情を把握していない。
こういう時は、期間限定の無利息で、一律無条件融資をしてほしい。

京都市も観光産業だとのたまう割りにはこれだけ被害を及ぼされているのに
パフォーマンス的なことばかりに走って、結果としてこの有り様。

旅館組合も「こんなことは初めてだ」と言うけれど、
こういう時の為の弱者の集まりの組合だろうに!
これまで団塊世代が如何に酒を酌み交わし、バブルを謳歌しながらも
団体向けの約款の制定など組織としてするべきことをしてこなかったおかげで、
いざこういう時に旅館全体の足並みが揃わない。


私自身当事者ではありますが、すべてが茶番劇のように見えます。


話を戻してもっと大きな目で見ると、
修学旅行の受け入れられる日数が限られてくると、
その学校は旅行の行き先を変更するでしょう。

現にそういうところもあるようですが、そうなると、
将来のリピーター客であるお客様を逃がしてしまうわけで、
そこの部分はどこの宿泊施設もジレンマを感じているはずです。



…とまぁ、不平不満は言わないと決めましたが今日ぐらい言わせてよ!
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新型インフル 気持ち切り替え!

昨日は一日ため息ばかり漏れ、眉をしかめてばかりの一日でした。


ニュースでは大きく取り上げられていませんが、
600校以上の全国の学校が京都への修学旅行を見合わせましたようです。

中には過剰反応せずに予定通り決行されている学校もあります。




さて、昨日は気分転換に夜中飲みに行き、
冷静に考え直すことにしました。

新門荘はお陰様でここ7〜8年間
工事などのメンテナンスで自ら設定しない限りは休館日がありませんでした。
ありがたいことに、多くのお客様に恵まれてきました。




この新型インフルエンザの影響で不本意ながら強いられた休館は
これからお見えになるお客様の為にも
‘徹底的に’掃除をしておけ!という暗示だと理解することにしました。

布団を全部掘り出して押入れの隅までホコリをとったり、
配膳で用いるワゴンをピカピカに磨け上げたり、
手の届きにくいところの清掃や、業者に依頼するようなフードコートの清掃、
鍵がかかっているショーケースの中の清掃、事務所内の大掃除、
ボイラー室の整頓、徹底した在庫管理の見直し・・・・・・


年間一日・二日の休館や普段では
絶対手が回らないようなところまで清掃ができます。

誰をも恨むことなく、不満を垂れる事は封印し、
気持ちを切り替えて、今しかできないことを黙々とやる。

これが私の長所である前向きなスタイルです。
これまで、こうして遅々としてでも前に進もうと努めてきた結果として
オフシーズンといわれる時期でもお客様に恵まれてきたのです。

その感謝すべきことを忘れては
「お客様あっての」商売として本末転倒だろう!



・・・・・・そう自戒して、徹底的に清掃した館内を想像すると、
昨晩は今朝を迎えることをワクワクして就寝できたのです。
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新型インフルエンザ

新型インフルエンザの影響で、京都の宿泊施設は大揺れです。

修学旅行を受け入れているところは、
相次いで延期・中止などの事態が起っています。

新門荘もご他聞にもれずです。

現在は京都市内では感染者はいませんが、
各都道府県や市・区ごとにトップダウンで決められているようです。
私としては「新型」というだけで
過敏になりすぎではないかと正直首を傾げたくなります。
天変地異ならいざ知らず、その対応に怒りさえ感じますが、
その矛先はどこへ向けるわけにもいきません。

一番可哀想なのは、修学旅行を楽しみにされている生徒さん方です。
ほんとに気の毒だと思います。


この時期に京都に来られる学校はおよその地域が決まっていますので、
「○○県の修学旅行に関しては一斉に延期」と通達があれば有無を言わさず
我々の宿泊施設は休館を余儀なくされます。

新門荘は現在不本意な8日間の休館をする羽目になりました。
               (17:00時点で12日間となりました)
各県や市の会議連絡待ちという状況ですので、
この後も続々と延期や中止が相次ぐと容易に予想されます。


宿での影響は、食材の仕入れのキャンセル・業務委託している職種のキャンセル・舞妓鑑賞会を希望されている学校ではそのキャンセル、従業員スタッフのシフトの調整、学校の振替日の調整、それに伴う先約の調整や工事の調整・・・


被害は計り知れません。
いったい、いつになったら落ち着くのでしょう。
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