嵐山・時雨殿

昨日は友達と嵐山にある小倉百人一首の殿堂「時雨殿」へ行ってきました。

時雨殿.JPG


ここは任天堂相談役の山内氏が個人資産22億円を投じて、
2006年1月に完成しました。

一人に一つ渡される任天堂DSを使いながら、
小倉百人一首の世界にどっぷり浸かるわけです。

任天堂DSは和風の可愛らしいカバーが付けられており、
よく見るとタッチペンも小筆風になっていました。


DS.JPG


DS2.JPG


1階の床のスクリーンには百人一首の札が映し出されています。

自分の手元のDSにも絵札が出てきますが、
床スクリーンの絵札を見つけて、
そこの上に自分自身が立ち、そしてDSも小筆風タッチペンでタッチ!
一定の時間内に何枚札を取れるか競います。

百人一首を覚えていなくても、絵で判断できますから誰でもできます。

1kai.JPG

これがまた面白い!!私は3回やりました。
友達に「まだやるん?もう最後やで!」と呆れられながら…

1回目は14人中2位
2回目は9人中3位
3回目は12人中2位

…いい成績です。 (* ̄ー ̄)v


実は私は小学校2年生の時に百人一首を全て覚えさせられました。
当時の担任の先生の意向でクラス40人の生徒は、
金色シールを貰いたいがために100首覚えたのです。

中学でも高校でも古典の時間を百人一首に大幅に割いていた記憶があります。
度々小テストもありましたが、あまり苦労せずに得点していました(^^)

高校2年の時にはどこかの大広間を借りて
毎年恒例の百人一首大会も行われました。トーナメント形式でした。
1学年400人くらいがかるた取りで白熱します。

上の句二字くらいで「はいっ!」と声を上げてカルタを叩き落します。

私はそこまで真剣にしていなかったので、
(早々に敗退して暇でした…)
柱にもたれて早く終わらんかなーとダレていました。
当時からこんなんです。(^ ^;)ゞ

それでも、三つ子の魂百までといいますが、
小さな頃に意味も分からず覚えた歌は今でも覚えているものです。


時雨殿に一緒に行った友達も小・中・高校の同級生なので、
同じく百人一首が頭に入っているわけで、
そんな事から、ここへ来る事を二人とも楽しみにしていました。



床スクリーンで遊べるほかに
「体感かるた五番勝負」というものもありました。

かるた.JPG

目の前の画面には歴史上の歌人が現れます。
手元の画面に映し出される6枚の札をその歌人より早くタッチしてとります。

画面が綺麗過ぎて、バーチャルぽくなく、そっちに感動していました。


二人で、「時雨殿いけてるなぁー!!おもろいなぁ!!」
と、大はしゃぎして建物の二階に上がりました。





……そして、ずっこけました。


2階はなにもありません。120畳の大広間に人形が何体かあります。
昔の「小倉百人一首」かるたが展示されています。

2kai.JPG

2階.JPG


きっとこの大広間で、催し事もされるのでしょう。
ひょっとしたら、この大広間で、
母校の高校が百人一首大会をするかもしれません。


それにしても、
1階でふんだんにタッチパネルと任天堂DSを駆使しすぎて、
2階までは手が回らんかったんか?
力尽きたんかな?と軽口を言ってしまうほど、
差がありすぎました。

入館料は800円です。
ジェットコースターに1回乗るだけでも700円する事もありますから、
高すぎず安すぎない入館料でしょう。

40〜60分の所要時間で老若男女問わず楽しめます。
嵐山散策の一つの見学場所として是非行っていただきたいです。
昨日は日曜でしたが、夕方の時雨殿はそこまで混み合っていませんでした。






この時雨殿までは嵐山渡月橋をながめ川沿いを歩いていきます。

arasiyama.JPG

arasiyama2.JPG


嵐山は京都駅から40分くらいでしょうか。
市内の林立するビルが見えず、大変景色の良いところです。
昨日は天気もよく、たくさんの観光客で賑やかでした。





最後に余談ですが、
時雨殿では入り口の右側に小さな売店コーナーがありました。
そこにはDSソフトの「小倉百人一首」や
ここでしか購入できない可愛いストラップもありました。
そこでビックリ商品を見つけました。

80mann.JPG

純金製のかるた読み札100枚+絵札100枚に螺鈿の漆の箱。
なんとお値段¥800,000なり。

思わず聞いちゃいました。「売れてるんですか?」
お姉さんは笑顔で答えてくれました。

「いくつ売れたかは言えませんが、
100セット準備して順調に売れてございます。」

えぇ!!ほんまかいな! <( " O " )> すごいなぁ〜!!

素直に驚く私に、
友達は「たとえ売れてでもそー言うんやって。
売れてないって言い切られるものを欲しいと思う人いいひんやろっ」


…んー手厳しい。類は友を呼ぶってことですかね。



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