若おかみは小学生。

今日は旅館こうろの専務と食事に出掛けました。

お渡しするものがあって、お邪魔したのですが
そのまま こうろさんのお近くの「室町和久傳」へ行きました。

食材にタピオカが入っていたり、
臼井豆のスープだとか工夫が施されていましたが
「和」から脱線した感じがしないところが私好みでした。

なにより、接客が丁寧で気持ちよかったなぁー



さて、専務のブログではすでに紹介されていますが
「若おかみは小学生」という本の事が話題になりました。


【旅館こうろブログ 前略 京都より】
http://kyoto-waka.jugem.jp/index.html 



講談社から発行されている児童文学ですが、
たまたま本屋で見つけた専務はすでに読まれたようで、
せこい私はそれをお借りしようと思っていました。

しかし、昼食後に別れてから私はそのまま本屋に直行して
13巻まで発行されていますがとりあえず6巻まで購入しました。

児童書コーナーに行く事自体恥ずかしかったのですが、
専務の仰るように目立ったところに並んでいました。

帯には130万部突破、と書かれています。


その後 病院の某検診を17時に予約していたので、
待合室で読んでいました。

誰も見ていないと分かっていても、ちょっぴり恥ずかしい。(´〜`ヾ)


私は今、浅田次郎氏の「中原の虹」という中国が舞台の
小説を呼んでいる最中がゆえに
「若おかみは小学生」は非常に読みやすい・・・
ひらがな多いし♪字もおっきいし♪

しかし児童文学だとあなどる事勿れ!

こうろの専務も仰ってたので心して読んでたのですが、
我々旅館業の仕事や背景が鮮明に書かれています。

おまけに主人公の「おっこちゃん」は
いつも「お客様に喜んでもらおう」と奔走しています。

これは旅館業のみならず宿泊業、しいてはサービス業の基本理念です。

それぞれの会社には「経営理念」というものがあるでしょうが
おそらく多くの企業では「お客さまに満足していただく」という内容が
含まれているのではないかと思います。

「経営理念」とは何か困難にぶち当たっときの問題解決の糸口であると
私は考えています。行き詰まった時は経営理念を
振り返ると自ずと答えが見えてくるとさえ考えているのですが、
「おっこちゃん」は12歳になったばかりだというのに
それが染み付いているようです。


こうろの専務は「おっこちゃん」にイメージキャラクターに
なってもらえないかなーと仰ってますが、
なるほど、それはとてもよい考えではないでしょうか。

旅館は日本文化、和を凝縮した施設です。

これからおそらく畳を知らない、布団で寝る事を知らない、
他人に干渉されない生活を普通とする子供達がたくさん増えてくるでしょう。

それが悪いとは思いませんが、
日本の素敵な文化に浸ることを推進するような、
また自分の生まれ育った国の伝統を誇りに生きていけるような子供達が
増えてもらうには身近な「おっこちゃん」に宣伝してもらうのは
よい提案だと私も賛同します。


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講談社 青い鳥文庫 「若おかみは小学生!」1〜13巻  著者;令丈ヒロ子

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