舞妓の髪型の違い

本日、昼席で舞妓さん二人来られました。
ちょうど、上級生と下級生の舞妓さんでした。

黒い着物が上級生の「美代治(ミヨハル)さん」
黄色の着物が下級生の「ふみ花さん」

CIMG0679.JPG

舞妓さんというのは中学卒業後に京都・花街で暮らします。
20歳前後までの短い期間ではありますが、
キャリアによって見た目が随分変わります。
着物の着付けの仕方や、かんざしなども変わります。

一目で見分けるポイントです↓

襟元が白色…舞妓になって2年ほど過ぎた上級生
襟元が赤色…2年目ぐらいまでの下級生


また、結ってる日本髪も変わります。

まずはベテラン上級生。「髪型名称:おふく」

みよはる.JPG

続いて、若手の下級生。「髪型名称:割れしのぶ」

humihana.JPG

ね、違うでしょ?
お姉さんになるとかんざしはシンプルな和櫛ですね。
「割れしのぶ」のほうが素人目にも子供っぽい印象を持ちます。


日本がまだまだ貧しかった戦前の大昔は、
「旦那」がついたかついてないかわかるように
髪型を変えていたようです。

昔、偶然にも図書館で読んだ本にはそう書いてありました。
やはり当時の女性にとっては恥ずかしいかぎりだったと証言もありました。
(残念ながら、本のタイトルは忘れました。時間あれば探してみます)

もちろん今の花街は完全に自由に恋愛してもいいことになっていますから、
昔のように強制的に男性に召される必要も無いわけです。
しかし、伝統は残していこうということで、
現在は半ばを過ぎれば髪型を変えることになっています。

「割れしのぶ」から「おふく」に変わると随分印象も変わり、
お姉さんらしく見えますね。

宴席でお疲れの後にも関わらず、
協力していただいた美代治ちゃん・ふみ花ちゃん、ありがとう☆



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