弾丸東京へ

パッとしない天気が続いていた京都も本日日曜日は清清しく晴れています。


さて、私は木曜日は13時40分まで店にいて、
15時台の新幹線で東京へ向かいました。

先月末にも行った秋葉原のヤマギワという店にもう一度行き、
40分ほどウロウロして、六本木のアジトというインテリアショップに出向き、
気付くと20時を少しまわっていました。

ん〜21時16分の最終新幹線で京都に帰れないこともないが・・・

悩んだ末、東京で泊まることにしました。

銀座で寿司を食べ、その後、オカマしかいない某クラブへ行きました。




私は(かろうじて)女ですが、ホステスさんのいる店に行くことは好きだし、
某芸妓さんがやっているバーで飲むことも好きですが、
オカマバーやパブなんかはもっと好きです。

ちょいちょい行くので、好みまで出てしまうようになりました。
例えば、学生バイトがいるような祇園のクラブは嫌いだけど、
本気で頑張っている割合の多い北新地のクラブは好きです。

・・・というのも、こういうところでは意外にも勉強になることが多々あります。


向こうは、客が男性でも女性でも関係なく、
お客様である以上はめいいっぱい楽しませるのが仕事です。

私も女性だからと足蹴に扱われるどころか、
むしろママクラスがべったりと横について、私と話をしてくれるので
彼女達からはサービス業の極意みたいなものや仕事に対するプライドを
会話の端々から得ることができます。


銀座のオカマクラブに行ったときも、ママとずっと話をしていました。
正確には話を聞いていました。

わずか4歳違いだけど、今やこのママを知らない人はいないのでは?というほど
のママであり、経営者です。後日、浜○○ゆみや○○涼子など芸能人も普通にフラッと入店しに来るとか聞き、妙に納得しました。

「実るほど頭を下げる稲穂かな」とはよく言ったもので、
名の知れた芸妓さんやママクラスに皆共通しているなぁと感じるところは
華があるけれど、その所作や言動は控えめで、
客人に対しては嫌味のない自然なお上手をして、
それでいて聞き上手でもあります。



しかし、ここのクラブは面白かった〜!

どう見ても女性にしか見えないオカマ
どう見てもオッサンにしか見えないオカマ
どう見ても男性にしか(むしろ男前)見えないオカマ
ボーイなのに欧米人でしかもオカマ・・・

一口にオカマといっても十人十色だな。

気付けば3時を回っていて慌てました。
明日は15時には社会保険労務士さんと会う約束をしています。
14時過ぎには店に戻って書類の整理をしておかないとといけないので、
午前中の新幹線には乗り込まないと!


慎太郎.JPG

↑さて、翌々日、出社すると机の上に小さな小包が。

そうです。一昨日行ったオカマクラブからお礼状とお品物が届いていました。
ん〜・・・ さすが早い!

帰ってからも人を驚かせて喜ばせるのは、クラブの常識ですが
同じサービス業の旅館にも取り入れられることです。

たとえ葉書一枚でも、お客様がいらっしゃる時に交わした会話を織り交ぜて
心のこもった字で書くことは、お客様に近づくサービスの一つだと思います。

新門荘の今後の取り組むべき課題でもあります。

若女将、旅に出かける | comments (0) | trackbacks (0)

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