震災の影響

昨日、義理の遠い親戚が津波にのまれて亡くなっていた事が分かりました。

偶然にも今朝の新聞で記事になっていました。
3人の子供がいる母親でした。


テレビでは、夫と子供が生き埋めになり「一人ぼっちになっちゃうよ」と嗚咽している女性が。
身障者の妻を体力の限界で手を離してしまい自分を責めるご老人の姿。
過酷な状況で出産したのにご主人が安否不明で不安な表情の女性が。
大津波で奥さんと子供の手が離れてしまった若いご主人の涙する姿が。



そんな現実を突き付けられても、生きている以上は私たちは前に進まねばなりません。
被災者の方々は過酷な試練を乗り越えねばなりません。
被災を免れた人々は陰ひなたに彼らを支えていくのです。



このような事態だからあらゆるイベントが開催中止になることを始め、
自粛ムードが漂うのは十分理解できます。私自身も連日の報道を見ると
涙しない日はなく、沈痛な気分が抜けません。


この大震災が対岸の火事には思えず、
観光産業でもある京都にも多大な影響を及ぼしています。


この小さな弊館の経営の先行きも非常に不安に思います。





  しかし、それでも前に進まねばならないのです。


お陰さまで活動できる人達が、なにもかもを自粛したり、
消費を控えていく事はマクロ的に見ると
より一層の経済の停滞を進めてしまいます。



私は個人的な義援金は勿論のこと、自分で出来る範囲の活動はしながらも
今までと変わりなく何をも自粛セーブすることなく生活していこうと思います。

むしろ余力のある人間こそがもっとお金を使っていかなければとさえ思います。


勘違いした自粛ムードや気分の停滞を招くような行為を控え、
仕事を全うし、これまで通り日常生活を続けていく事も
私たちが今の日本国の為に出来る事の一つだと思います。

若女将、素に戻る | comments (0) | trackbacks (0)

Comment Form

CONTENTS MENU
  • HOME
  • 宿泊プラン
  • WEBご予約特典
  • 標準宿泊料金
  • 団体様お見積り
  • お部屋・館内
  • お料理
  • 追加料理
  • アニバーサリー料理
  • 京都体験コース
  • 日帰りプラン

    • 会場案内
    • 宴会プラン
    • 慶弔プラン
    • 昼食プラン
    • 舞妓プラン
  • 交通アクセス
  • 祇園観光案内
  • 京都みやげ
  • 動画紹介
  • 若女将のブログ
  • 新門荘通信
  • メールマガジン
  • 会社概要
  • お問合せ
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ