先日、夜に珍しく着物を着てフロントに立っていました。
日勤のフロントスタッフ2名を客室係(仲居)として部屋に入らせて、
私一人で18:00〜21:00まで。
(新門荘のフロントスタッフは全員一人前の仲居のレベルまで達しています)
マァ、怒涛の三時間でした。
チェックインのお客様が何組も立て続けにご来館。
電話はかかってくる。退社したスタッフに確認をとらねばならないことがある。
お客様から内線は入る。夕食後に散策の案内をする。
日帰り団体のお客様が来館される…
自分がAのお客様に何か説明しているときに、
一時外出されていたBのお客様が部屋のカギを取りにこられたり、
Cのお客様が大きな荷物を抱えて来館されたので、ソファーにかけてもらったり、
Dおお客様から夕食終りましたコールがかかってきたり…
たった一人なので同時進行で進めなければなりません。
別にこんなことは苦でもないし、大変だとも思わないけれど
勤務歴の浅いあのスタッフやこのスタッフが一人でフロントに立っていたら、
AもBもCもDも全てのお客様が感じ良く受け取ってくださるような
案内出来ただろうか…という不安が残りました。
どれだけ研修で接客のイロハを学んでも、
どれだけ旅館業の繁忙期のハードワークを見聞きしていても、
一時に多くの業務を抱えてしまうと、誰でもテンパるもんです。(≒混乱したり、狼狽するものです)
でも、私は一息つく間もない3時間でしたが、
テンパりはしないし、むしろキタキター!とテンションが上がってきました。
もちろん、ただの御一人も不快な思いをさせていない自負心があります。
ではテンパらずに、どのお客様にも良い印象を持って頂くように
仕事をするにはどうすればいいんだろう。
今後はどのように指導していけばいいのかしら。
帰宅後、ちょっとした私自身の課題になりました。
そして、論語の一節を思い出しました。
「子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。
これを好む者は楽しむ者に如かず」
知識があっても、それを好きな人には及ばない。
その事が好きであっても、楽しんでる人には敵わないさ、という意味です。
今月1日は新入社員式が各地で行われたようですが、
同時に今の若者はすぐ離職するという話題にも替えられてしまいます。
大半の人は仕事や勉強を「楽しむ」ところまで行かずに辞めてしまう。
何事も置かれた立場を「楽しむ」ことが
混乱や狼狽から避ける方法の一つではなかろうかと思いました。
そういえば、昨日の16:00の朝礼でみんなの前で注意喚起をしました。
繁忙期ゆえの連日勤務のハードワークで、
一部のスタッフがあからさまな疲れの表情をします。
肉体的にも疲労困憊であることは百も承知ですが、
お客様の前でそんな顔を見せるようではプロとして失格です。
もっとも私は、まるでたった一人で仕事頑張ってるぞ!オーラを
出している人が嫌いです。
「今日のお客様」は「昨日のお客様」と違うんだ!と、
気持ちを入れ替えることを促しましたが、
これもまだ、本人が‘仕事を楽しめて’いないからだと思いました。
ただし、「楽しむ」っていうのは経験値と比例するし
「楽しもう!」と思って楽しむもんではないから、
そういう域に自然と達するのは難しいことです。
さておき、こんな大変だと分かっている時期に
たった一人でフロントに立たねばならないような
余裕のない人員配置をしなければいいことですがね、へへへ(^^;)
日勤のフロントスタッフ2名を客室係(仲居)として部屋に入らせて、
私一人で18:00〜21:00まで。
(新門荘のフロントスタッフは全員一人前の仲居のレベルまで達しています)
マァ、怒涛の三時間でした。
チェックインのお客様が何組も立て続けにご来館。
電話はかかってくる。退社したスタッフに確認をとらねばならないことがある。
お客様から内線は入る。夕食後に散策の案内をする。
日帰り団体のお客様が来館される…
自分がAのお客様に何か説明しているときに、
一時外出されていたBのお客様が部屋のカギを取りにこられたり、
Cのお客様が大きな荷物を抱えて来館されたので、ソファーにかけてもらったり、
Dおお客様から夕食終りましたコールがかかってきたり…
たった一人なので同時進行で進めなければなりません。
別にこんなことは苦でもないし、大変だとも思わないけれど
勤務歴の浅いあのスタッフやこのスタッフが一人でフロントに立っていたら、
AもBもCもDも全てのお客様が感じ良く受け取ってくださるような
案内出来ただろうか…という不安が残りました。
どれだけ研修で接客のイロハを学んでも、
どれだけ旅館業の繁忙期のハードワークを見聞きしていても、
一時に多くの業務を抱えてしまうと、誰でもテンパるもんです。(≒混乱したり、狼狽するものです)
でも、私は一息つく間もない3時間でしたが、
テンパりはしないし、むしろキタキター!とテンションが上がってきました。
もちろん、ただの御一人も不快な思いをさせていない自負心があります。
ではテンパらずに、どのお客様にも良い印象を持って頂くように
仕事をするにはどうすればいいんだろう。
今後はどのように指導していけばいいのかしら。
帰宅後、ちょっとした私自身の課題になりました。
そして、論語の一節を思い出しました。
「子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。
これを好む者は楽しむ者に如かず」
知識があっても、それを好きな人には及ばない。
その事が好きであっても、楽しんでる人には敵わないさ、という意味です。
今月1日は新入社員式が各地で行われたようですが、
同時に今の若者はすぐ離職するという話題にも替えられてしまいます。
大半の人は仕事や勉強を「楽しむ」ところまで行かずに辞めてしまう。
何事も置かれた立場を「楽しむ」ことが
混乱や狼狽から避ける方法の一つではなかろうかと思いました。
そういえば、昨日の16:00の朝礼でみんなの前で注意喚起をしました。
繁忙期ゆえの連日勤務のハードワークで、
一部のスタッフがあからさまな疲れの表情をします。
肉体的にも疲労困憊であることは百も承知ですが、
お客様の前でそんな顔を見せるようではプロとして失格です。
もっとも私は、まるでたった一人で仕事頑張ってるぞ!オーラを
出している人が嫌いです。
「今日のお客様」は「昨日のお客様」と違うんだ!と、
気持ちを入れ替えることを促しましたが、
これもまだ、本人が‘仕事を楽しめて’いないからだと思いました。
ただし、「楽しむ」っていうのは経験値と比例するし
「楽しもう!」と思って楽しむもんではないから、
そういう域に自然と達するのは難しいことです。
さておき、こんな大変だと分かっている時期に
たった一人でフロントに立たねばならないような
余裕のない人員配置をしなければいいことですがね、へへへ(^^;)