あかんやろ、お金の為にマンション誘致

2013年9月11日の京都新聞の一面に
「梨木神社にマンション」の見出しで出ていました。



梨木神社は「ナシノキ」と読み、京都御所の東隣に位置します。

今から118年前の1885年に、明治維新の立役者の一人
三条実美とその父、実萬を祀っています。

その土地をマンション開発者に貸すことにしたのは
なんでも老朽化した本殿などの改修費用1億3千万が用意できないからだとか。


20130911_063318.jpg


えー!!!
たった1億3千万の為にその後百年単位で変更できないようなことするの?!

法律上は15メートル以下ならマンションも建設できる地域ですが、
たった10メートル隣は御所の壁…

ただここは、文化財指定ではないため
自力の収入内で修繕費など賄わねばなりません。

企業会社ではないからやみくもにお金目当ての事業に
乗り出すわけにもいかないのが歯がゆいところです。


1000万円を寄付する人が13人いたら、
100万円を寄付する人が130人いたらマンションにならずにすむわけですが
そもそもこちらの宮司はその大々的寄付金集めを告知したのか疑問です。


そして私のように「えー!」「反対」「残念!」と安易な声を上げる人は
その前に寄付せーよ。とも思います。

でも知らなければ行動の移しようがない…


そして思うに、このマンション建設は最終的には頓挫するのではなかろうか。(願望)
この記事を読んで「けしからん!」と異議を唱えて何らかの策を講じることと思われます。その為に1面に掲載されたのではなかろうか…


あの世界遺産指定の神社でさえ、台所事情は大変だと聞きます。
ましてや、梨木神社のような小さな神社であれば多方面で苦労が伴われると思います。


もはや本来の信仰とかけ離れて利益追求の活動をしているあまたの宗教法人にも
少率でも一定の税金をかけ、こういう守るべきところにしっかりお金をかけていくべきです。


京都のどこぞのお寺のお偉いさんは揮毫の謝礼でわずか3年で得た2億円も
申告しせず脱税指摘されて、ひょうひょうと「知らんかった」と言うてますからね

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