毎年5月15日は京都では三大祭の一つ、「葵(アオイ)祭」が行われます。
京都に住む人間にとってこの日は必ず晴れると疑わない日、5月15日。
事実、戦後「葵祭」が雨天延期になったのは戦後ただの一度だそうです…
写真は二年前に撮ったものです。

約500人の行列がゾロゾロと午前中に御所を出て、下鴨神社を通過し、
夕方15時過ぎに上賀茂神社へと向かいます。
「葵祭」とはもともと凶作や疫病をしずめる為の祭礼であります。
さらには葵祭は神前で供物や舞を奉納する儀式が本来のメインであり、
行列は市民のお楽しみみたいなものです。
かの源氏物語にはこの葵祭の際に、
牛車を停める場所で光源氏の正妻と恋人が揉めあうシーンが書かれています。
また「葵祭」のヒロインといえば斎王代です。

(注意:2008年に撮った写真)
葵祭のヒロイン、斎王代とはまさしく文字通り、
伊勢神宮や上賀茂神社などに奉仕した未婚の内親王の‘代’理のことです。
京都にはなんと、大小300もの祭があるそうですが、
中でも「祭り」といえば「葵祭」を指すほどの国家行事であった頃、
実際に賀茂神社には斎王が居られ、葵祭に奉仕されていたそうです。

1400年も粛々と続く祭ですから、
明治の頃の京都人も、もっともっと時代を遡ったころの先人たちも
今の我々が目にする行列を楽しんでいたのですね。
京都に住む人間にとってこの日は必ず晴れると疑わない日、5月15日。
事実、戦後「葵祭」が雨天延期になったのは戦後ただの一度だそうです…
写真は二年前に撮ったものです。
約500人の行列がゾロゾロと午前中に御所を出て、下鴨神社を通過し、
夕方15時過ぎに上賀茂神社へと向かいます。
「葵祭」とはもともと凶作や疫病をしずめる為の祭礼であります。
さらには葵祭は神前で供物や舞を奉納する儀式が本来のメインであり、
行列は市民のお楽しみみたいなものです。
かの源氏物語にはこの葵祭の際に、
牛車を停める場所で光源氏の正妻と恋人が揉めあうシーンが書かれています。
また「葵祭」のヒロインといえば斎王代です。
(注意:2008年に撮った写真)
葵祭のヒロイン、斎王代とはまさしく文字通り、
伊勢神宮や上賀茂神社などに奉仕した未婚の内親王の‘代’理のことです。
京都にはなんと、大小300もの祭があるそうですが、
中でも「祭り」といえば「葵祭」を指すほどの国家行事であった頃、
実際に賀茂神社には斎王が居られ、葵祭に奉仕されていたそうです。
1400年も粛々と続く祭ですから、
明治の頃の京都人も、もっともっと時代を遡ったころの先人たちも
今の我々が目にする行列を楽しんでいたのですね。
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