冬至

昨日 2011年12月22日は「冬至」でした。

この日は柚子風呂に入ったり、カボチャを食べたりと
昔から庶民に浸透しているお家行事満載の日です。


元来、柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。
こうした語呂合せから柚子湯に入ると思われていますが、
もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(ミソギ)だそうです。

昔は毎日入浴しませんから身を清めるのも道理ですし、
現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習からでしょうか。
冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには
邪気がおこらないという考えもありました。


端午の節句の菖蒲湯も同じ考え方だそうです。

他には柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、
体を温めて風邪を予防したり、
果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。

また、芳香によるリラックス効果ありますから、
たまにはツ○ラの名湯ではなく、自然を感じながらゆっくりと入浴したいものです。

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また、太陽の軌道の一回りを24等分した二十四節気では「冬至」でありますが、
さらに先人が3等分した七十二候では「乃東生」と書いて
「なつかれくさしょうず」と読み、夏枯草が芽を出す時期だと説いています。


これから本格的な冬だと思っていますが、
自然界ではもう夏の準備が着々と進んでいるのですね…

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