妙心寺 退蔵院 その2

昨日のブログの続きです。

今から600年ほど前に建立された妙心寺の退蔵院。

妙心寺は46つの塔頭があるお寺です。
塔頭というのは平たく言うと子会社みたいなもんでしょうか。
退蔵院もその一つ。

南総門から入り、西側すぐに位置しています。

こちらも多くの見どころあるお寺ですが、
中でも国宝の「瓢鮎図(ヒョウネンズ)」は特に有名でしょう。

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私は京都検定2級の受験勉強で知りました。
「如拙(ジョセツ)」という坊さんが描いたもので、
「鮎」というのは「ナマズ」のことです。

瓢箪でナマズを捕えるにはどうすればよいか…


当時の31人のお偉い御坊様の答えが、
あーだこーだと仰た回答が上部にズラズラと書かれています。

もちろん国宝ですから、本物ではなく精巧なレプリカにて
退蔵院の副ご住職が説明くださいました。


上品にちょこんと床の間に飾れるくらいかと思いきや実物の大きさに驚きました。

何事もそうですが、自分の目で見て確かめるもんですね。
特に国宝や重文など芸術性に富むものは
学校のテキストや雑誌、書籍で目にするので
ついつい知っている気になるものです。

その点、ここ京都はそれらの勘違いを大いに打破してくれる
本物があまたある素晴らしい歴史観光都市ですよね。


…脱線しましたが、こちらの狩野永徳の祖父である
狩野元信によって作られた庭園もまた見事でした。


通常‘餅は餅屋’で庭師が作るもんですが
画家である狩野元信が作った!ということで有名です。

なので、一枚の絵として見られるように「不変の美」を求めて作られたとか。

DSC_0322.JPG


DSC_0323.JPG


私が伺った夜には、すでに予約されていた個人客が15人ほどいました。
この後、昨日ブログ【☆】でUPした
圧巻の桜があるお庭を拝見して、精進料理を食べました。

このコースは今月20日まで開催されているようですので
興味のある方は退蔵院の公式HP【☆】をご覧ください。


ちなみに桜シーズンを終えると、藤棚が大変美しく庭を彩るそうです。

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