「建造物保存地区」の辰巳神社のある新橋… 新門荘から徒歩1分です。
私はこの石畳を歩いて、近くのコンビニへ行くのですが、
よく撮影現場に遭遇します。
CMやドラマの撮影、ちょっとした京都のイメージ風景撮影の為のようで
大小のカメラを片手にしたスタッフらしき人や、
時には芸能人が乗っているであろう怪しげなワンボックスカーが待機していたり…

そういう時に限って、財布しか持っていないんでカメラに収めることもできません。
もっとも、そういう場面に遭遇しすぎるのと芸能人にあまり興味が無いのが重なり
「あ、またなんか撮ってはるわー」でスルーしてしまう…
何年か前も「へーわりと綺麗なADさんもいるんやなぁ」と思っていたら
なんと女優の沢口靖子さんでした(^^;)
さて、芸舞妓さんが活躍する「花街」は京都に5つあります。
そして、それぞれの花街には春と秋に踊りの会が開催されます。
祇園甲部… 春/都をどり 秋/温習会
宮川町 … 春/京おどり 秋/みずゑ会
上七軒 … 春/北野おどり 秋/寿会
先斗町 … 春/鴨川をどり 秋/水明会
祇園東 … 春/ なし 秋/祇園をどり
春のそれぞれの踊りの会は、桜のシーズンでもあることから
観客席は全国あちこちから来られた方で埋まるようです。
しかしながら、秋の踊りの会は全国的にはあまり知られていないようです。
芸舞妓さんの日ごろのお稽古の発表の場としての会のようで、
全国の踊りの門下生さんやお茶屋の女将さん、ご贔屓のお客様が多くの席を占め、
会そのものも短期間で終わってしまいます。
ある舞妓ちゃんが教えてくれましたが、「温習会」は「都をどり」とは
また違うようです。なんでも、観客の目線が厳しく感じて恐いんだとか…
下の写真は、新橋に有るお茶屋さんですが
この時期の軒先にはまん丸の赤い提燈が出ています。


そうです、この新橋は「祇園甲部」地域でもあるので、
「温習会」の文字が入った提燈がずらーっと軒先を並べるのです。
■ 期間 平成22年10月1日(金)〜6日(水)
■ 時間 毎日午後4時開演
■ 料金 8,000円(指定席) 4,000円(自由席)
■ 場所 祇園甲部歌舞練場
■ チケット各種問い合わせ先 祇園甲部歌舞会 TEL(075)561-1115