女将のブログ

桂春之輔改め 四代目桂春團治襲名記念 祇園公演その2

さて、前回のブログの続きです。

18:00ちょうどに噺家さんたちが壇上に。
お一人目は華々しく「桂咲之輔(サキノスケ)」さんが!

なんと京都の立命館大学出身。インテリ落語家です。
今公演の主役「桂春之輔」さんの「死ぬなら今」を聞いて、魅了されてこの世界に入門されたそうです。
(ちなみに、この日春之輔師匠の落語も「死ぬなら今」でした!)

途中、会場の電気が暗くなってしまうトラブルがありましたが
さすが、プロ! それさえも巧く笑いに変えて一瞬で会場の雰囲気を掌握されていました。

続いて、「桂勢朝(セイチョウ)」さん
時事ネタで、とても分かりやすく、廊下をウロウロしていて、話の前後は知らずとも、
ふと耳に入った私も思わず吹き出してしまいました。

会場外でも、気さくでとても親しみやすい方でした。

 

続いて、もっと気軽に落語を楽しんでほしいと「パペット落語」を考案した「笑福亭鶴笑(ショウカク)」さん。

あいにく私は完全にバックヤードに下がっていた為、
撮影をした、切り絵をされているこのシーンしか知りません…

パペットは出てきていたのかしら。
海外でも活躍されて、ボランティアにも力を入れられています。
今や「パペット落語」は厚生労働省認定の児童福祉文化財になっているようです。

 

そして、歌舞伎の連獅子で毛ぶりをする鬘を被って登場された「京次郎」さん。

無形文化財にも指定される日本古来の古典奇術「和妻」にも独自の演出を取り入れ、
現代の若者や海外の方にも楽しんでいただけるような演出。

突然手から火が灯ったり、次々と和傘が出てきたり…
目の前でこんな素敵なマジックが見られるとは~ 
…私も最初から最後まで見たかった(><)

 

 

ところで、ジーパン姿でスーッと入館された時は、もちろんお化粧前なので、京次郎さんとはつゆ知らず。
あとから、あ~!お化粧前の写真を撮らしてもらえばよかった…と悔やみました。

終盤、舞台裏に来てくれたお客様の一人だった芸妓の「佳つ江」さん
一緒に撮らしてもらいました♪

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