若女将のブログ|YOUNG LADYS BLOG

どんな一年でしたか??

あと一週間もしないうちに2017年が終わりますね。

12月だけ締められる名古屋帯を探し続けて、何年も過ぎましたが、
今年はとうとう見つけちゃいましたー!!

完全に自己満足の世界ですね。
見えるか見えないかの帯揚げにも雪のモチーフ。

 

さて、みなさんにとって、どんな一年でしたか?

私は某占いでは「大殺界」ど真ん中の年回りで、良くも悪くも参考程度に占いは信じるのですが、
その狂瀾怒濤を彷彿させる文字に恐れおののき、この一年は慎重に行動してきました。(意外?!)

4月から日中はしっかりと仕事ができる時間がもてるようになり、
これまで山積していた仕事を着々を進めてきました。

接客サービスを向上させたい、社内の慣例化されているムダを省きたい…
その為には、労働環境を整理して、信頼できる正社員を増やさねば。

そこで夏ごろまでは、そこに重きを置いて動いていました。

落ち着いた晩夏から、今度は社内MTを重ね、入社3年未満のスタッフの意見も取り入れて
社内の労働生産性の向上の為に少しずつ動いて。

そんな地味な仕事の積み重ねが、いつの間にか社外に漏れて(?)
来年は京都府関連のセミナーや某大学で講演させてもらうことに。
こりゃ年明け早々から資料作りに追われるな。

 

そして、プライベートでは9月頃まで、ちびっ子の夜泣きで
毎日毎日睡眠時間は1-2時間おきに起される。
ほんとに肉体的に辛かったー…  よくこんな状況下で仕事してたなぁと自画自賛。

小学校と保育園と両方でバザー委員になり、仕事以外でも忙殺される毎日。
とにかく今年は忙しかったー!!忙しく動けるということは健康だからです。

健康こそが一番!ありがたいことだー!

そして今月。

お正月が終わったら、3日間休館するのですが
21室中、8室の入口・洗面所付近のリニューアル工事をすることに。

品番決めるので追われています。

 

本来なら、色柄や意匠などアレコレ考えることは一番好きなことなのに
発注〆切の期限に追われて、焦ってしまって若干苦痛な仕事に…
廊下と階段の床の張替で、これもどれにするか…
15年ぶりにタイルカーペットではなく、絨毯で張り替えます。

2色づかいで、且つ壁の色、踊り場の色、各部屋の踏込床の色…
いろいろトータルして決めました。

ちなみにあーでもない、こーでもないと考えに考えて
ようやく決めたメインの色が、欠品状態だと判明して、選定し直し(TT)

淡いピンクや赤系にこだわっていましたが、もう吹っ切れて思いっきり冒険することにしました。
なので、掲載した写真の色柄ではありません…

来月中旬にbefore&afterをご披露します。

そんなこんなでバタバタの年末。
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ☆

 

 

 

 

中途採用者の研修 

11月20日と本日の2回に分けて、外部講師を招いての接客研修会。

講師は株式会社リーブス・ライフの菓子田先生。
かれこれ10年ほど、年に数回のご指導いただいています。

今年は秋以降にフロント2名、客室係2名が正社員として入社してくれました。

サービスレベルの統一しておくため、秋の繁忙期の合間を縫って
スタッフには参加してもらいました。入社3年未満の先輩も入れて。

大きな声で、気持ちをこめて「ようこそ、おこしやす♪」
挨拶の練習。

根っからの京都人の私にとって、ましてや15年もこの旅館で
仕事をしていると「おこしやす」と言うことに何の抵抗もありませんが、
他府県出身のスタッフにとっては、一番初めに躊躇する言葉。

前回の研修会後にヤイヤイ言っておいたので、
その時までに比べれば着付けもマシになっていますが
それでもまだまだ素人感が出ています。

着物の着付けは一目で「プロ」かどうか、が出てしまう。
もっと着崩れない、「美しい」着付けでお客様を迎えてもらわねばなりませんね…

襖の開け閉めや、脇取り盆を持ちながらの立ち座り。
慣れてしまえば、息をするように無意識にできるのですが…

研修会の様子を後ろから見ながら、
うーん、この所作についても、
年内にもう一度社内勉強会しないとなぁ…と反省しました。

外部講師を招聘した時は、客観的に見ているので
なにかと課題に気づくことが多いです。

30年前に履いていた「おこぼ」

先日、こどもの七五三のお詣りをしてきました。

医療が発達していないその昔は、乳幼児の死亡率は高く、
「七つまでは神のうち」といわれていたように
この年齢まで育てることは並大抵のことではなかったそうです。

今のように11月15日に氏神様へお参りする風習は
明治に入ってからだそうですが、
今も昔も我が子が無事に成長する姿を感謝する姿勢や、
これからの成長を祈願する気持ちは変わりませんね。

 

 

さて、女子を育てる母親の特権。
お詣りの格好をどうするか…

私の七五三の時の着物など一式残してくれているというから、
それを着させればいっかー!と気楽に考えていましたが、
いざ、箪笥から出して見せてもらうと
やはり昭和の時代を感じる…
私の好みではない…

と、いうことで10月に入ってから
大慌てでアレコレ用意しました。

髪飾りに、帯に、着物…

そして、草履ゾウリ…とサイズが合うかと、
随分前に譲り受けたものの、間際に出した箱を見てびっくり!

なんと立派な「おこぼ」だこと。

30年以上前に私が七五三で履いていたという「おこぼ」でした。

こんな立派に金が入ったものは、買い手も僅少で、
今や市場に出回っていないのではないかと思われました。

こればかりは「昭和」以前の物が良い!

大事に取っておいてくれた母に感謝しました。

舞妓さんのように地髪で結って、
一張羅の着物を着せて、この「おこぼ」を履いた姿に感無量。

どうぞまた30年後に箱が開けられることがありますように。
私も次世代まで大切に保管しておくことにします。