若女将のブログ

天皇陛下が目の前を!!

メディアでの報道通り、25日~28日まで天皇陛下・皇后陛下が京都奈良へお越しでした。京都市内では事前に交通規制の看板が出ており、この3日間はお天気にも恵まれ、空を見上げればヘリコプターもよく見かけました。

お帰りの最終日28日、私は珍しく自宅から地下鉄・京阪電車に乗って「三条京阪」まで出てきました。階段を上り地上に出ると、いつもワンサカひっきりなしの車が一台もない!! 次に目に入ったのは交差点四方の人だかり。

やや!もしや?! 期待を膨らまし警察官に尋ねると、なんと!
5分後に陛下がお通りになる、とのこと。

人生でこれほど興奮したことはありません。
わずかの5分間がこんなにも待ち遠しく幸せに感じた日はありません。

じきに新元号が発表され、まもなく平成も終わるという直前に、今上天皇を拝することができるとは夢にも思わず。 こちら側を向いて手を振ってくださった瞬間、カメラも忘れ思わずワー!!と声を上げ必死で手を振る私。

一気にドーパミンが溢れだしました。

今年の京都の桜開花は去年より遅めです。当館の目の前の白川に掛かる桜はようやく5分咲きといったところ。新元号が発表されてもしばらく愛でることができそうです。


出ました!古伊万里の大皿

3月初旬に30名以上の団体のお客様が 宴会とご宿泊でご利用くださいました。
「料理が間違いなく美味しかったから!」と幹事様のお一人が、別のお客様を連れて再びお越しくださいました。

これ以上ない有難いお褒めの言葉頂き、私も調理場も舞い上がっていました。

3名様の日帰りのご利用でしたので、
お造りは両手で抱えないといけないほど大皿で盛られました。
この古伊万里は江戸時代の骨董品級の器で、すべて手描きです。

ずっしりと重く歴史の重みさえも感じます。
骨董品はただ眺めるのではなく、料理が盛られてこそ価値がありますね。
心から痛感した一コマでした。

続いてお出ししたステーキも「平井牛」で、
添えの牛蒡も塩とバターが効いて美味しい(味見させてくれたのです)

「タラバ蟹とレンコンのすり流し」
今の時期だけの器。素敵。

大御所とイベントトーク

3月11日、主に新4回生を対象としたリクルート主催の「企業発見&選考準備LIVE」がインテックス大阪で開催されました。

畏れ多くも、ホテルニューアワジグループの木下学社長(左)と城崎温泉の西村屋の西村総一郎社長(右)とご一緒にトークイベントに登壇させて頂きました。

「ホテル旅館業は地方消滅の危機を救う新たなビジネスの形」という趣旨で
一、地方創生と旅館業について
一、インバウンド需要について
一、旅館業とキャリアについて
一、社長・女将に質問してみよう
という4つのセクションに分けて計90分。


当館は開催された就職活動のブースを出していないのですが、有難いことにお声掛け頂いた12月。その一回だけの簡単な打合せの後、ぶっつけ本番。「お三方なら本番でなんとかいけるでしょう」とのことで…


わずか50年で友好的買収で14施設もあるホテルニューアワジグループさん。
創業150年、城崎の村長をされていた創業者から今に至る西村屋さん。

お二人の話を伺うと、やはり確固たる信念の元に経営されていて、お題目の一つでもあった「地方創生」を真剣に考えておられ、着々と実行に移されている。

基本は台本のないフリートークなので、私はただただお二人の話の圧巻のスケールに慄き、これは私のような若輩者が出る場面ではないのでは…と恥ずかしささえも覚えました。

同時にこのような二度とないような貴重な機会の場に、指名いただいたことに心から感謝しました。

この時代、「旅」はただの娯楽という枠を超えて、いまや「人と人との絆を深める」役割も果たしていると思います。一緒に旅をする人と深める絆、その宿のスタッフと交わす会話で深まる絆。

AIの進化で2020~30年には、いまの職業の49%はなくなるという試算があるとも聞いたことがありますが、それでも無くならない職の一つが「旅館業」ではないでしょうか。大御所お二人から「宿は人なり」という言葉が出ていましたが、働くスタッフの力量によってその宿の価値は大きく左右されます。その為に宿の経営者はスタッフが楽しく働ける環境づくりに躍起になっているのです。


「ありがとう、あなたのお蔭で良い思い出が作れたわ」

そんな一言を頂戴するために、日々試行錯誤し、目の前のお客様の為に全力で働く。私たちの仕事は永遠に廃れることのない誇り高き職種だと思っています。

給与額や福利厚生も大事なのかもしれませんが、人生100年と言われる時代、やりがいのある仕事にチャレンジすることの方が人生が実り豊かになるような気がします。

舞妓さん店出し(デビュー)

先日、突然馴染みの芸妓「ふく紘さん」がご来館。
出たての舞妓さんを連れていました。

そうです。舞妓さんデビューである「お店出し」のご挨拶として来てくれたのでした。

新しい舞妓さんは「ふく典(のり)」さん。
下唇だけ口紅をしています。おぼこい(幼い)感じがしますね。
中学卒業して、置屋さんで仕込という修業期間が半年~1年くらい終わったとして、おそらく16-17歳くらいでしょう。

ところで、芸妓のふく紘さん。
来てくれた時に思わず「また舞妓さん引いたん?」と聞いてしまいました。

すると「そうどんねん。もうウチ5人引いてるんでっせ」とのこと。

やっぱしぃ~ しょっちゅう挨拶来てくれてるような気がしてたわ~!
いやいやお目出度いこっとす。
女将さんから託されるということはやっぱりしっかりしたはるんや。

芸舞妓さんのフォーマルは黒紋付きですが、普段の宴会などでは華やかな着物をきています。
下の写真は10月ですね。
この時の舞妓さん二人は襟元が白色ですから、もう3年以上は舞妓さんしている上級生です。
なので、着物もわりと落ち着いた色味で地味ですね。


ちなみに、ふく紘さんは秋だったかに偶然テレビでも拝見していました。
その一週間後にたまたま新門荘の宴会に来てくれていて、思わず「テレビ見たでぇ~、えらい朝はやかったんちゃうん?」と聞いてしまいました。

「そうでんねん。あんときは朝4時に起きておこしらえしてたんです~ 
付き添い? そんなん居はらしまへん。一人で向かいましたわ~」とのことでした。

話しかけやすい彼女が来ると、ついついアレコレ喋ってしまいます。
そして、しっかりされているので ついつい同い年くらいに思ってしまうんですが、一回りも年下なんですよ。
私の勘違いもいいとこですね(^^;)

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