若女将のブログ

お礼のお手紙は嬉しいです♪ その2

修学旅行でご宿泊された生徒さんたちが
ご出発時に私たちにメッセージを書いてくれたり、
折り紙をたくさん折って、お部屋に残してくれていました。

出社した時に、デスクに置いてありましたが
思わず笑みがこぼれます。

「料理が美味しかった」
「見えないところでたくさんお世話してくれて有難うございます」
など、嬉しい言葉がつづられていた中で、

「京都に良い印象を持った、また来たい」

という一文を発見。

これぞ京都で旅館を営む最大の目的であり、
そう思っていただけることは最高の喜びです。

修学旅行生のみなさんは、将来の京都旅行客のリピーター様。
心温まるお手紙は、私や新門荘のスタッフにとって大変な励ましになります。

スタッフが目を通せるように、私は一枚ずつ広げてセロテープで繋げました。
今は事務所内に貼りだしております。
N区立第●中学校の皆様、ありがとうございました!!

桂春之輔改め 四代目桂春團治襲名記念 祇園公演その3

さて、いよいよ大トリの桂春之輔改め「四代目桂春團治」さんが登壇される前に、
京都の和菓子処「仙太郎」さんの竹筒羊羹とオハギで一服…

この和菓子のご提供も、お客様にとても喜んでいただけました。

水羊羹は8月末までの商品だったそうですが
「仙太郎」さんに無理を言って、用意してもらいました。

そして、ついに登場!
演目は「死ぬなら今」。

そう、春之輔さんの得意演目の一つです。
今回の公演の初っ端を切ってくれた桂咲之輔さんは、
この「死ぬなら今」を聞いて春之輔師匠に弟子入りされたわけです。

18:00に始まった公演も19:40頃には終わり、
ご希望のお客様は、玄関ロビーの金屏風の前で春之輔さんはじめ、
出演された皆さんと記念写真を撮って帰られました。

最後の最後に我々スタッフとも一緒にパチリ~!
私たちにとっても、とても思い出深い一日となりました。

この後、足洗いと称してご出演の皆さんを招いて、某ホテルのバーで打ち上げが有りました。
私は挨拶を兼ねて、ほんの15分程だけ在席して帰ったのですが、

その時に春之輔さんが
「こんな小さい会場で(落語を)やったんは初めてですわ!
せやけど、お世辞ちゃいまっせ! ほんっまに、しやすかった!」と、仰っていたそうです。

なんと!なんと、嬉しいお言葉。

お客様は大喜び、出演者も気持ちよく登壇してもらい、私たちも達成感でいっぱい。
これぞ、「三方よし」!

ここまで、大きなイベントは後にも先にも今回だけかもしれませんが、
「お客様に喜んでいただく」というサービス業の基本を、文字通り「体感」し、
原点に戻った気持ちでいっぱいです。

 

桂春之輔改め 四代目桂春團治襲名記念 祇園公演その2

さて、前回のブログの続きです。

18:00ちょうどに噺家さんたちが壇上に。
お一人目は華々しく「桂咲之輔(サキノスケ)」さんが!

なんと京都の立命館大学出身。インテリ落語家です。
今公演の主役「桂春之輔」さんの「死ぬなら今」を聞いて、魅了されてこの世界に入門されたそうです。
(ちなみに、この日春之輔師匠の落語も「死ぬなら今」でした!)

途中、会場の電気が暗くなってしまうトラブルがありましたが
さすが、プロ! それさえも巧く笑いに変えて一瞬で会場の雰囲気を掌握されていました。

続いて、「桂勢朝(セイチョウ)」さん
時事ネタで、とても分かりやすく、廊下をウロウロしていて、話の前後は知らずとも、
ふと耳に入った私も思わず吹き出してしまいました。

会場外でも、気さくでとても親しみやすい方でした。

 

続いて、もっと気軽に落語を楽しんでほしいと「パペット落語」を考案した「笑福亭鶴笑(ショウカク)」さん。

あいにく私は完全にバックヤードに下がっていた為、
撮影をした、切り絵をされているこのシーンしか知りません…

パペットは出てきていたのかしら。
海外でも活躍されて、ボランティアにも力を入れられています。
今や「パペット落語」は厚生労働省認定の児童福祉文化財になっているようです。

 

そして、歌舞伎の連獅子で毛ぶりをする鬘を被って登場された「京次郎」さん。

無形文化財にも指定される日本古来の古典奇術「和妻」にも独自の演出を取り入れ、
現代の若者や海外の方にも楽しんでいただけるような演出。

突然手から火が灯ったり、次々と和傘が出てきたり…
目の前でこんな素敵なマジックが見られるとは~ 
…私も最初から最後まで見たかった(><)

 

 

ところで、ジーパン姿でスーッと入館された時は、もちろんお化粧前なので、京次郎さんとはつゆ知らず。
あとから、あ~!お化粧前の写真を撮らしてもらえばよかった…と悔やみました。

終盤、舞台裏に来てくれたお客様の一人だった芸妓の「佳つ江」さん
一緒に撮らしてもらいました♪

桂春之輔改め 四代目桂春團治 襲名記念 祇園公演-その1

9月3日(日)予定通り「桂春之輔改め 四代目桂春團治襲名記念 祇園公演」が行われました。

ほんの3週間前の告知。こんな間際で動き出して席は埋まるんだろうか…
そんな大きな不安を他所に、おかげさまで満席になりました。

私たち以上にお客様の方が不安になっておられたかも。
「え!?こんな小さい旅館で一流の噺家を読んで寄席が出来るの?!」と。

いやいや、皆様のご期待を良い意味で裏切るように
全ての準備を整えてお迎えしました。

たくさんのお花を頂きました。所狭しと、綺麗な花々でお出迎え。

 

17:00には40名様お揃いでした。
職人が手間暇かけて丁寧に作った食事を召し上がって頂き…

いよいよお囃子の音と共に噺家さんの登場です! 【明日へ続く】

リピーター様、ご存知でした?新ルームキー!

またブログ更新が滞ってしまいましたが、
いつも目新しい物を見つけたり興味深い新聞記事を見つけたら、
とりあえず写真に撮って加工だけはしてあるんです。

だから今のところネタだけは豊富…
これは3月に撮った写真で随分前の事なのですが、
お部屋の鍵を作り変えていました。

よく見かける細長いタイプは旅館の昔ながらの定番なのでしょうか?
固定概念をとっぱらい、今回は思い切って丸型に♪

チェックイン時で鍵をお渡しするときに「あ、かわいい!」と思っていただけるように。

フロントカウンターにあるキーボックスのサイズを測り、
ぎりぎり入る大きさで作成してもらいました。

この大きさならきっと失くしません。

可愛いでしょ?

仕上がりに満足しているので、納品伝票を見ても納得でしたが
特注なのでビックリするほど高かった~(TT)

えぇ!あの四代目春団治師匠が?!

4月に外装を一新した弊館は、「こけら落とし」と言えば大層かもしれませんが、
これを機会に大きなイベントをしたいなぁ~と考えていました。

あれこれ考えた結果、ななな!なんと!
この小さな旅館にて「桂春之輔」もとい「四代目桂春団治」に
落語をしてもらえることになりました。

いや~、手前味噌ですがこれはかなりスペシャルです!

 

うちみたいな小さな旅館で、上方落語界の重鎮をお呼びできるだろうか…
悶々としていましたが、小さな旅館ならではのメリットはいろいろあります。

まず採算を考えての2回転、3回転はしません!
公演は一回こっきり! わずか40席しかご用意しません。
つまり、お客様は超間近で落語を楽しんでもらえるということです。

なんならマイク不要の距離です。
春団治師匠との記念撮影の時間も割く予定です。
師匠以外にも楽しい出演者がおられますよ!

もちろん、料理自慢の旅館ですから
きちんとご満足いただける食事もご用意します(^^)

 

↑ 4月に大阪で開催された「四代目春団治 襲名を応援する会」のパーティーにて。

最初で最後ではなかろうか… そんな思いさえよぎる一世一代の大イベント。
ぜひこの機会にほんまもんの落語を楽しんでください。

このブログをご笑覧の方のご都合がつかなければ、
是非落語好きな方、古典芸能がお好きな方へご紹介くださいませ。

日頃お世話になっているご両親や、祖父母様へのプレゼントにも最適だと思います(^^)

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素敵!ご結納!

昨日はご結納のお席がありました。

今は開催していませんが「祇園ときめきナイト」という、
リーズナブルな舞妓プランに、
初めてTさまがご参加くださったのが、かれこれ10年以上前でしょうか。

あとから知りましたが、その当時は学生でいらっしゃったそうです。
「祇園ときめきナイト」は舞妓さんを初めて見る方を対象に
徒歩2分の場所にある新橋・辰巳神社で写真撮影をして、
帰館後に私が花街や舞妓の説明をします。そして、京舞を見て頂き、
別席でご夕食…という流れでした。
他のお客様とご一緒のツアー形式で、これでおひとり6,000円。

利益度外視の企画でしたが、どのお客様にもご好評を頂いていた自慢の企画でした。
Tさまは、もう聞き飽きたのでは…??と思うような、私の説明をいつも楽しそうに耳を傾けてくださり、
他のお客様で外国人がいらっしゃった時は、通訳をして私を助けてくださったこともあります。

毎年必ず女性グループで足を運んでくださり、
社会人になられてからは、現在もある「舞妓と京の雅」プランをご利用くださっていました。

グループ内のご友人のご結婚お祝いなどで、同席していた舞妓が
リクエストの打合せ通り、サプライズのケーキを運んで行ったこともありました。

確かそのときは京都新聞が取材で来ていて、
いつぞやの夕刊の一面にドーンと掲載してもらっていました。

あの年は、あの舞妓が来ていてこんなだったなぁ~
あの年は、こんなことがあったなぁ~
…私にとって、とてもとても思い出深い大切なお客様の一人です。

そのTさまが、ゆゆゆ!結納!!

 

両家のご実家は福岡と名古屋であるのに、わざわざここ新門荘をご選定くださいました。
予約表で名前を見た時は、涙が出そうに嬉しかった…

ほんとに目を見張るような素晴らしい絽の振袖をお召で、
幾度となく舞妓宴会をしてくださったこともあり、
綺麗にまとめられた髪には、舞妓が挿す煌びやかな蝶の簪を。

いつも笑顔が素敵でしたが、今日は更に素敵な笑顔で
私まで幸せを頂きました♡

料理長も寿のお料理ということで、張り切っていました。

お二人は知恩院で仏式にて挙式なさるそうです。
どうぞどうぞいつまでもお幸せに。

そしてお子さんを授かられたら、是非また舞妓さんの宴会でいらしてください。
花街を、舞妓さんを愛していらっしゃるから
…もしも女の子を授かられたら、舞妓さんになるように育てられるかしら(^^)

お礼のお手紙は嬉しいです♪

今日、出社したらデスクに折鶴がたくさん置いてありました。

今朝チェックアウトされた修学旅行の生徒様のお部屋に置いてあったようで、
スタッフが私のところまで持ってきてくれたようです。

柄を見ると、昨日の奈良観光で購入されたの折り紙かな?
添えられた手紙も拝読しましたが、有難い限りです。
この新門荘への思いを形にしてくださって、
こちらの方が感謝の気持ちででいっぱいになります。

将来、修学旅行先が京都であったことは覚えていても
ここ祇をん新門荘に泊まったことは記憶にないかもしれません。

それでも、良いんです!

あの時泊まった宿の料理美味しかったなぁ~
従業員さんとの会話が印象にに残ってるな~
京都の修学旅行楽しかったなぁ~

私たちの宿は、この折り紙のように、素敵な思い出の一枚として重なっていれば
それで十分役割を果たせたと思っています。

今日から7月に入りましたね!
こちら京都では市内中心部アチコチで、祇園祭のお囃子の音が聞こえてきます。

やっぱりプロ!

先日、プロのカメラマンにお願いしてスタッフの写真を撮ってもらう事になりました。
畏れ多くも これまでたくさんのメディアに取り上げて頂き、いろいろなカメラマンにお会いしてきましたが、
その中でも個人的に一番腕のあるカメラマンだ!と思うA氏にお願いすることにしました。

A氏と初めてお会いしたのは3年ほど前かな? 
某化粧品の撮影でお越しになったんですが、撮影前に希望や写真の用途をじっくり聞かれたあと、
イメージされているのか目をつむってしばらく経った後
「OK!これでいきます!」とカメラを構えられます。

まるで、あのアニメの一休さんが目をつむって知恵を絞っているような。ポクポクポク・・・

そして撮影枚数は少ないのに、被写体だった私もびっくりするほど自然で綺麗に撮られていて、
あぁこれぞプロだな!と感服しました。

その時から、大勢のスタッフを撮ってもらうような時は
絶対この人にお願いしよう!と決めていました。

12人のスタッフの心を巧く掴んで、立ち位置や表情など指示してくれています。

ありがちな「左から何番目の方」や「メガネかけてる方」などと呼ばずに
「お名前は?〇〇さんですね。〇〇さん、こっち向きで!」など必ず名前を聞いておられました。
我々サービス業に従事する者が「お客様~」と呼ばずに、「〇〇様」とお呼びする感覚に近いと思います。

みんながダレないように機敏に動き、間延びしない素早い対応にも感服です。

 

 

玄関前でも撮影してもらいました。

 

 

他にも、各部署のスタッフの業務シーンや女将が製作した和装小物なども撮影してもらいました。
女性陣の化粧のりもよく(?!)、とても自然で「新門荘カラー」がよく出ている写真を撮ってもらえたと満足しています。

 

暖簾で印象が随分変わります

今年の4月1日に外観がリニューアルしました。
天気に恵まれた先日はプロのカメラマンに、2種類の暖簾をかけて撮影してもらいました。

紫色の暖簾は、私が入社する以前からかかっていたので彼是20年位前からあるのかな。
鮮やかな紫色は遠目からでもよく目立っています。
以前の茶系の外観から、黒系に変わったのでより一層映えています。

 

グレー系の暖簾は平成24年の1月に「一澤信三郎帆布」さんに制作してもらいました。
そして帆布(はんぷ)だけあって、かなり分厚く丈夫な布です。

玄関のことなのでシンプルに行くか悩みましたが、思いっきり大きな「舞妓柄」を入れて冒険しました。

本当は従来の暖簾のように紫系にしたかったのですが、
帆布にはそういった色展開はなく、灰青~薄鼠色のこの色を選択しました。

舞妓柄が入っていて、その後ろには屋号の看板もあるため
この暖簾の前に立たれて記念撮影をされるお客様が多いです。

書家としての第一人者でおられる杭迫 柏樹(クイセコ ハクジュ)先生に
書いてもらった看板が落ち着いた重厚感を出しています。

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Tel075-561-8011